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まちづくりフォーラム

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昨日アオッサにて行われた福井市の「まちづくりフォーラム2011」を聴講しました。六本木ヒルズなど再開発を手がけ、最近では広島、熊本、岐阜や高松丸亀商店街の再開発を手掛けている森ビルの山本副社長の講演と山本副社長を交えたパネルディスカッションがありました。

 

山本さんは「県庁も市役所も街中にありながら商店街が寂しい状況に正直、びっくりしている。」一方で「車社会に最適なまちをつくってきた。」という福井の印象を話されていました。また、これからのまちづくりに関して「高学歴者が戻ってこれる就労の場や産業をつくっていく必要がありデザインと技術力をつけブランド力を高めること、高齢社会に対応したコミュニティー機能を整備していくことを提案されていました。

 パネルディスカッションで山本副社長が「私たちは再開発でお手伝いするところを絞っている。地元が、かなり熱意があり、商店ががんばろうとしているところや駅がかなり利用しているところで行っている。」と言われていました。「ぜひ福井でもお願いしたい」というコーディネータの言葉があったが、地元の熱意は今の段階ではまだまだ感じられず、森ビルには届かないだろうと思ったのは私だけではなかったはず。

 しかし、パネリストの「たねとはっぱ」代表の後藤ひろみさんや村中甘泉堂の村中社長が「今、持っているものをちょっと手を加えて活かす。」「既存のストックを活かす。」ということを熱心に語る姿に地元の人達の熱意を感じました。また「みんなが考え、みんなが意見を持って、みんなが係る仕組みづくりが将来的にそこが良くなってくることになる。」「市や円は投資が起こるような仕組みをつくってほしい。」という話に、そうだそうだと思った人も多かったのではないかと思います。

 最後に山本副社長は、「現在の福井市の状況からすると大和田周辺も駅前もコスト面ではそれほど差が無くなってきているのではないか。もしかしたら、チャンスがあるのではないか。」と言われていました。コスト面で差がないとしたら、やはり地元の熱意やまちづくりに対する熱い思いを持った人たちが提案、実践できる仕組みづくりを積極的に取り組む事が新しい福井をつくることになると考えました。

 話は変わりますが、夜に岡保まちづくり委員会・東山部会で10月に行われた東山アクアスロン大会の反省会がありました。いろいろな反省と来年に向けた熱い思いをメンバーや協力団体の皆さんからいただき、こちらの方は熱意と活気が、あふれていました。


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