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市民アンケート

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 議会改革特別委員会が開かれ、先ごろ行われた「市議会に関する市民アンケート」の集計結果が報告されました。これは市民の皆さんが議会に対してどのように考え、何を望んでいるのか議会が取り組むべき課題などについて調査研究を進めていくためのデータとするものです。20歳以上の福井市民2000人を無作為抽出アンケートを送付し、719人(回収率36%)から回答を得ました。

一部ご紹介します。なお、後日アンケートの詳細は福井市議会ホームページに掲載予定です。また、そちらもご覧ください。(質問事項は全部で21項目ありました。)

問い:市議会に関心がありますか。

    関心がある、少しあるの合計が75.5%となっています。

      

 関心がない方の理由として、「市議会でやっていることが伝わってこない」「何が議案になっているかわからない」「議員が市民のために活動している実感がない」等の回答が多数ありました。

問い:あなたの意見や市民の声が市議会に反映されていると思いますか。 

思う、ある程度は思うの合計は27.7% 

あまり思わない、思わないの合計は56.8%

問い:市議会の改革は必要だと思いますか。

必要だと思う割合が55.4%となっており半数を超えている。

 

どのような改革に取り組むべきかの回答として、①意見交換会の開催②審査機能の向上、政策提言機能の強化③福井市議会だよりの充実、が多く、市民に議会や議員の活動が伝わる、あるいは明らかになる事が求められています。

また、「市民の声を吸い上げる機会を多く持つべき」との意見に表されているように議員一人ひとりの議員としての自覚、市民の代表としての責任ある活動が求められています。

特別委員会ではアンケート結果の報告の他に、「市民との意見交換会」の具体的方法、内容について専門部会で検討された内容について報告と質疑が行われました。市民との意見交換会を実施する場合、議員は今まで以上に議案内容、審議経過をしっかり把握しておく必要があります。また意見交換会の進行を担当する(班長)議員には、市民からの質問にその場で答えるのか、意見として議会に持ち帰るのかを即座に判断するスキルが要求されます。


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