福井市まちづくり成果発表会が、県自治会館で行われました。参加者の中に若い方が少ないことが気になります。なかなか次の人達にバトンが渡せていないようにも感じます。
地域活動の担い手が減少し、地域コミュニティの機能・維持活動が困難になる前に、住民の主体的な取り組みを継続的かつ発展的に行っていけるような仕組みを構築することを研究していかなければならないと私は考えます。50年後には人口が3割減少するという中、また市内の高齢化率が一様でない中において、担い手不足、役員任期長期化、高齢化や限られた財源の最大活用を今後考えるとき、地域の実情に応じて活動できる地域コミュニティ機能の検討も必要ではないでしょうか。長野市などが取り入れている「都市内分権」による各種団体の見直しと補助金の一括交付や名古屋市の「地域委員会制度」による地域の意見・要望の行政へのきめ細かな反映、住民の行政への参画及び地域コミュニティのさらなる活性化を図る試みなどの調査、研究も今後進めていきたいと思います。