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蛍の光

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 唱歌「蛍の光」は棚倉生まれの稲垣千頴(いながき・ちかい)の作詞です。

 勝手に解釈すれば、一番の「蛍の光 窓の雪」窓から差し込む雪の照り返しを利用したりして夜も勉強をし、 その人は立派な役人になったという中国の有名な故事を元にした歌詞とされていますが。

 実は、稲垣が生まれた当時の照明は提灯の「ろうそく」と思われる。稲垣は、「蛍の光」で明かりをとった経験があるのではないか。つまり、「ろうそく」が貴重品だった時代と考えられる。

 4番の「千島の奥も 沖縄も」「千島」は「千島列島」の略、「沖縄」と同時に「日本」の領土範囲を表現しています。(北方4島は当然含まれます。)以下「蛍の光の歌詞」

蛍の光 窓の雪
書読む月日 重ねつつ
いつしか年も すぎの戸を
開けてぞ今朝は 別れゆく

とまるも行くも 限りとて
互みに思う 千万の
心のはしを ひとことに
幸くとばかり 歌うなり

筑紫のきわみ 陸の奥
海山遠く へだつとも
その真心は へだてなく
ひとえに尽くせ 国のため

千島の奥も 沖縄も
八洲のうちの まもりなり
いたらん国に いさおしく
つとめよわがせ つつがなく

 


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