民主党内から57人の”造反”が出て、小沢氏の第2ステージへの動きに注目が集まっています。私は小沢新党立ち上げは厳しいと思います。その理由は消費税増税反対だけの新党では大義名分がないからです。憲法問題や外交問題で大きな対立なら多少はわかりますが、消費税賛否で新党を立ち上げても、2005年の小泉劇場選挙の際の、亀井静香氏の郵政民営化反対の国民新党の類になってしまうでしょう。プラス、週刊文春スキャンダルの渦中で小沢氏党首では選挙戦が戦えないことは目に見えています。今、民主党を出れば、そのほとんどが討ち死にを強いられるでしょう。維新の会との連携等のサプライズはありかもしれませんが、橋下氏が連携話に乗ってくるとは思えません。しかし、このまま党内に残ったままにしておくと、9月に野田執行部は終焉を迎えます。今夏は熱くなりそうです。
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「小沢新党は難しい(http://www.election.ne.jp/planner/89729.html)」
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