小樽市へは歴史的建造物を活かした観光振興についてお話を伺いました。
小樽のまちづくりは、民間が主導的、先駆的に歴史的空間を保全していったそうで、建物の保全や利活用は事業者、民間が行なっているそうです。市は自然環境や眺望景観の保全、新築される建物の誘導を行う「景観条例」の制定や今年3月には屋外広告物の規制や誘導をおこなう「屋外広告物条例」を制定したそうです。観光の振興は行政が人が集まりやすい環境、景観、要件を整え、民間、事業者がまちづくりをしていくことで、多くの観光客が訪れるまちになったそうです。しかし、以前は800万人以上の観光客があったそうですが、近年は600万人へと減少傾向であり、宿泊地に札幌市を選ぶため宿泊滞在型観光を目指しているそうです。
また、住民の高齢化、人口減少が進んでいることも問題となっているそうです。
函館もそうでしたが、小樽でも生活道路、一般道の舗装がガタガタです。穴埋め、部分舗装が目立ち、福井市内の道路状況とは大きく違っていました。