1890年7月1日の第一回(山縣有明)の投票率(もちろん今と選挙権も異なり、単純比較はできない)93.91%に始まり、戦後初の1946年4月10日(幣原喜重郎)の72.08%、その後戦後最低だった1996年10月20日(橋本龍太郎)の59.65%の記録を更新し、今回は59.32%と史上最低の投票率でした。12月、師走選挙だから低かったのでは?という論評もみられますが、それは不正確です。因みに12月選挙は過去4回ありましたが、1967年12月27日(しかも土曜日:佐藤栄作)の時が68.51%、1969年12月10日(田中角栄)が71.76%、1976年12月5日(三木武夫)が73.45%、そして1983年12月18日(中曽根康弘)が67.94%と、必ずしも悪くないことがわかります。尚、戦前は師走選挙は一回もありません。11月、1月もありません。年末・年始に選挙はやらない、が当たり前だったのでしょう。さすがに正月早々も選挙はない、と言いたいところですが、戦後2回にわたり、1月総選挙がありました。
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「今回の総選挙投票率は憲政史上最低の59.32%(http://www.election.ne.jp/planner/91172.html)」
「今回の総選挙投票率は憲政史上最低の59.32%(http://www.election.ne.jp/planner/91172.html)」