気づくと今年もあと10日余りで、月日の流れるのがいやに早く感じられる今日この頃です(ひょっとして歳を取ったせい?)
ところで、慌ただしい年の瀬に行われた衆議院総選挙。結果は公明党さんと連携した自民党の圧勝で、福井県一区も同様でした。しかしながら、自民党が全面的に信頼を回復した訳ではなく、民主党は勝手に自滅し、第三極は選挙勝利目的の付焼刃的な政党で信頼を得るに至らなかった。あれはダメ、これは不安、かと言って・・・・詰まる所、消去法で仕方なく自民党候補へ、とマスコミは総評(酷評?)していますし、多くの国民も同じように感じている事でしょう。
ただ、安倍総裁をはじめとした党幹部や本県選出の衆議院議員の皆さんも、それぞれの当選直後の言葉から推察するに、この事は充分に認識しておられるようです。
三年4か月前に下野した同じ轍を二度と踏むことの無いよう、
・デフレ、円高、株安を抜本から解消する経済対策
・消費増税と国民が安心できる社会保障との一体改革
・現実的なエネルギー政策
・国益(食の安全保障)を鑑みたTPP参加交渉の是非
・外交・安全保障(憲法改正)
・都会中心ではなく地方に軸足を置いた統治機構改革
等々、問題をいつまでも先送りせず、一つずつ決めていただきたい。そして、直面する様々な課題をブレイクスルー出来なければ、「自民党の明日は無い」という事を我々地方議員も肝に銘じなければなりません。兎にも角にもこれからが正念場です。