平成25年3月定例議会は、平成25年度当初予算案、24年度補正予算案等重要案件を可決し、終了しました。
今回は、鷹巣荘の再整備事業が、地元旅館、民宿業者から反対の要望書が提出され、議員から地元自治会と業者に十分な説明と理解を求める意見が多数出されました。その他、福鉄とえち鉄の相互乗り入れ、新幹線など25年度予算編成に関連した質問が出されました。
今議会では、「福井市空き家等の適正管理に関する条例」が制定されました。条例案は2月13日から22日までパブリックコメントを募集し、8人、14件の意見が出されました。まだまだ少ないとは思いますが、最近のパブリックコメントとしては多くの方々から意見が出されたと思い、空き家対策に苦慮されている様子がうかがえます。
市内には3000軒近くの空き家があり、うち31軒の空き家に倒壊の危険性があるそうです。この条例により、持ち主に対する行政指導や場合によっては緊急補修、強制代執行をとることも可能となります。