福井鉄道の新型車両「フクラム」に乗ってみました。
新型車両ということで一度乗ってみようという乗客も多かったのか、連休ということもあってか、車内は大変混雑していました。
低床で ホームとの段差もなく乗りやすいですし、揺れも少なく、帰りに乗った従来型の電車とは大違いに快適性が増していました。
さて、鉄道については福井県が主導的役割を果たし、新型車両の導入や、えち鉄の高架化、福鉄えち鉄相互乗り入れなどを計画、実施に移し、福井市ににおいても応分の負担と役割分担をしています。公共交通の整備において地方鉄道は、新幹線の並行在来線の問題が今後大きく表面化しそうですが、今のところ乗降客増も見込める状況にあるようです。よく言われる費用対効果は、どうなのかという議論はありますが。
一方でバス路線は苦戦が続きます。好調といわれていた、すまいるバスも利用者数が減少、地方路線バスは福井市が毎年欠損補助をおこなっていますが、24年度は当初予算に5000万円増額の3月補正予算が付きました。地域コミュニティーバスも、どの路線も当初計画した目標に届かず、助成要件を緩和して継続運行することになりました。
平成21年の作成された、福井市都市交通戦略ですが、当初の6軸構想が形成されず、地域拠点化もコンパクトシティーと相反する構想からか進展していないようですし、見直しが必要と考えます。
市としては、福井西口再開発事業の駅西広場整備とからめて考えていくみたいな回答なのだろうか?