参議院選、福井では、たきなみ宏文氏が得票率70.6%という圧倒的な勝利で初当選しました。おめでとうございます。今後の活躍を期待しています。
さて、開票結果を待つ間、ある人と「自民の圧勝を国民はここまで望んでいたのだろうか」について話しました。たしかに、決められなかった政治から前へ進める政治となる期待は強くあります。経済の進展、景気回復や国民の所得増を期待し、自民に投票したのでしょう。本来なら国会では与党と野党が政策を議論しながら(競り合いながら)国を動かしていくのが理想的です。自民党内で議論が成立すればよいが、トップダウンの自民独走状態(勝手に何でもできる)は決して理想的ではないというのが、話の内容でした。
福井に目をやると、私達が滝波氏を選んだのは、やはり福井での暮らしが良くなる事、地方や中小企業、農業が元気になれると思ったからだと考えます。
ただ、安倍政権が描いてきた経済再生は、企業支援に重点を置き、業績を改善させ、雇用や所得が良くなり、家計に波及してくる予定です。大企業、大都市から次第に中小企業、地方都市に波及し、地方再生が図られる事を描いています。
今、国が検討している国際競争力のある都市をつくる「国家戦略特区」が成長戦略の柱となっているように、アベノミクスは大企業、大都市に視線が向いているように感じます。
政策の効果が、すでに疲弊している地方都市、中小企業にまで届き、自分の所にお金が回ってきたと実感できるようにならなければ、地方(一人区)の国民が、自民を選択した意味がありません。