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福井市の国民保険財政の現状

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 3月定例会に上程される議案の会派説明を受けました。各部署ごとに23議案+3案件で、朝9時から開始。4月1日から消費税に伴う利用料等の変更があり、関連条例の改正されるほか、施設の設置及び管理に関する条例の一部改正といったものが多く出されていました。26年度予算案と25年度3月補正予算案の説明は18日の予定です。

説明を受けた議案の中に、福井市の国民健康保険税の税率改正案があります。近年の保険給付費の伸びにより収入不足の状態が続いている為、医療保険部分の所得割税率を0.2%増、資産割税率を3.0%減、後期高齢者支援金等部分の所得税率を1.5%増額するというものです。
 近年の単年度収支と累積赤字の実績(見込み)が、↓
           H23     H24     H25   H26年見込み
単年度収支 ▲3.5億円  3.5億円 ▲1.3億円  ▲3.3億円
一般会計繰入 4.5億円  4.4億円   4.5億円         4.5億円
 累積赤字  ▲35.9 億円 ▲29.4億円    ▲27.8億円     ▲28.1億円

結果、一人当たり年6,196円の増額となりそうです。
 実は、収入不足の一因には医療保険給付の大幅な伸びがありますが、もう一つとして、福井市内で約10パーセントの滞納者もあるようです。
 
国民皆保険制度と保険給付、収支不足による税率増と支払い能力不足の解決策を見いだせないものだろうか?

 


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