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Channel: 政治家専門ブログ”エレログ”地方版
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止まらない政治不信

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 昨日(24日)で統一地方選挙の後半戦が幕を閉じました。今回の統一地方選挙の結果は、民主党の大敗である事は衆目の一致する所であり、管内閣は野党ばかりでなく民主党内からも痛烈な批判を浴びる事は明白で、連休明けの国会は波乱含みの展開が予想されます。

 ただ、民主が云々とか自民が云々という今後の政局に対する不安よりも、全国的な傾向と言えども今回の本県の各選挙における投票率が全般的に低調であった事に、私は大きな危機感を覚えてなりません・・・中でも本町(永平寺町)に隣接する福井市選挙区の県議会議員選挙の投票率は55.4%でした。また県議会よりもより身近に感じられるはずの同選挙区の市議会議員選挙は52.9%で、県議会議員選挙よりも投票率が低いという現実には、思わず目を覆いたくなります。

  最早、「行政規模が大きくなるにつれて政治はより遠い存在になる」という一般論に終始するだけでは済まされません。この投票率の低さの背景には、本県の多くの皆さんの政治に対する感情、取り分け議会に対する思いが、「不満」→「不安」→「不信」→「不要」へと変化している実態がある事を、我々議員一人一人が強く認識しなければなりません。ただ、実際の現場はと言うと・・・・・・危機感の共有化には程遠く、故に議会改革に対する意志統一に至る筈もなく・・・・・憤りを覚えてから早4年が経過し、今月30日からは2期目(4年間)の議員活動に突入します。
 何時までも憤ってばかりはいられません!先ずはやれる事から、と言う事で、志を共にする数名の町議会議員の皆さんと連携して、少人数単位での県政・町政報告会を兼ねた町民の皆さんとの意見交換会を、1~2か月に1回程度開催する事にしました。
 
 


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