昨日(21日)は、午前中は自民党県連の拡大執行部会に出席し、午後からは「ふくい政経アカデミー」の第3回講座に運営委員として参加させて頂きました。今回の「ふくい政経アカデミー」の講師は稲田代議士で、「日本の財政を考える」との演題で講義をされました。
稲田代議士は講演の冒頭で「あまり得意じゃない分野だけど・・・・」と謙遜されておられましたが、いやいや中々なものでした
代議士は、今回の東日本大震災の復興に必要な多額の復興資金の財源をどう手立てするかという課題について、現在の日本の財政状況を噛み砕いて分かり易く説明した後、財源捻出手段を数点示されました。そしてその後、塾生の皆さんが其々の意見(復興財源確保策)を短くまとめて発表(主張)されましたが、塾生の主張は増税(所得税か消費税かについては意見が分かれる)で賄うというものが殆どでした。塾生の皆さんのこの主張の根底には、「これ以上負の遺産を次世代に残すべきではない。問題の先送りは避けるべき。」という、今の政治に対する「充満した憤り」が潜在している事を痛感させられました。