ここまで、議院内閣制の機能がマヒしているのを見せつけられると、首相公選待望論も出てきます。ただしここで注意しなければならないことは大きく2つあります。一つは、果たして国民の人気投票で、今より、いい首相を選ぶことが本当にできるのか?ということ、そしてもう一つ、もっと重要なことは公選で首相を選べば、対外的にも国家元首とみなされるでしょう。そうなると天皇制との関係が複雑になってきます。即ち、首相=大統領とみなされるわけです。首相公選論は、日本国の礎を根底から変えてしまうかもしれないのです。従って私は反対です。
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「首相公選論は慎重に!(http://www.election.ne.jp/planner/87044.html)」
「首相公選論は慎重に!(http://www.election.ne.jp/planner/87044.html)」