会合があるたび、大飯原発の再稼働や福井市でのガレキ処理の話題がでます。
先日は、私の同級生が友人を連れてこられ、「原発の再稼働をどう思うのか・・・・原発は廃止すべき。」とストレートに言って来られました。
確かに、原発は危険であることは事実、安全対策が十二分に整わなければ再稼働すべきではないと思います。ただ、すぐに全基廃止というわけにはいかないと思います。電力需給の関係、産業活動、電源立地地域の雇用、経済状況、代替エネルギーの効率性など即廃止にできない要因が多くあります。福井県の「ふくい街角景気速報結果・24年3月分」では、すでに嶺南地域での求人数の減少が挙げられていました。
福島原発と同じ沸騰水型で高経年炉である敦賀1号機は廃炉でいいと思いますが、安全性を十分高めたうえでの、再稼働そしてその後にエネルギー源の転換を図るべきと思います。
彼は、「そんなの!絶対安全はあり得ない、事故が起こらないなんて言えないでしょう。」とも言われましたが、じゃあ飛行機やバスだって安全とは言えない、廃止しますか?と考えを伝えました。
再稼働の話もガレキの処理もまだまだ国からの説明と地元での意見交換が必要としています。